下部温泉 古湯坊 源泉館

山梨県南巨摩郡身延町下部45 Tel:0556-36-0101
http://www10.ocn.ne.jp/~gensen/


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下部温泉の古い温泉街にある老舗の宿。ここの名物は、信玄の隠し湯として知られる岩風呂である。山梨には、いたる所に隠し湯があるが、ここは本当に信玄が入ったと言われ、しかもその岩風呂がそのまま現在でも使われているとのこと。

その岩風呂は本館ではなく、数件隣の別館にある。浴室は完全な混浴だ。そのため、女性はバスタオルを巻いたまま湯に浸かっても良いし、男性は必ずタオルで前を隠さなければならない。
半地下にある大きな湯船は、周りを巨大な岩で囲まれ、さながら洞窟風呂のような雰囲気。そこに、30度前後の源泉が並々と供されている。この温度が、何とも言えず気持ち良い。水風呂ほど冷たくはなく、かと言って決して暖かくもない。湯治で訪れた人は、この湯に何時間も浸かるそうだが、確かに一度入ると病みつきになってしまう..

湯船は岩盤の上に作られており、まさにそこが泉源そのものなのである。岩盤の隙間から冷泉がどんどん湧出しており、それが自然と湯船に溜まっていく。湧いているところが直接見えないので、どのくらいの量なのか感覚が掴めないが、湧出量は何と415ℓ/分とのこと。
確かに風呂から流れ出る湯量もハンパじゃなく多いので、普通に考えればこれだけの量が常時湧き出しているということだろう。しかもこの冷泉は、信玄の時代から全く変わることなくコンコンと湧き続けているのだ。これはもう凄すぎる...

湯は無色透明無味無臭。全くクセはなく、まるで岩清水のように透明度の高い、澄んだ水である。
なお、源泉を加熱した暖かい風呂も用意されている。こちらも、加温こそされているものの純然たる源泉掛け流し。サワサワと湯がオーバーフローしている。

私は、冷泉に5分、暖かい風呂に5分というパターンを何度も繰り返していたのだが、どうやらこの入り方は邪道であるようだ。他の湯治客を見ていると、みんな冷泉に30〜40分は平気で浸かっている。私が浴場に来てから帰るまで、一度も冷泉から出なかったおばあちゃんもいた..
この岩風呂で面白いのは、浴室の中にトイレがあること。理由は簡単だ。冷たい風呂にじっと浸かっていると、本当にトイレが近くなってしまう。私も短い間だったが、2回も利用させてもらった..

ここの湯は、下部温泉を代表する、まさに名湯中の名湯である。下部を訪れたら絶対にはずすことのできない一湯と言えるだろう。
 泉質
単純泉 29.6度 湧出量 415ℓ/分
 日帰り入浴情報
7:00〜17:00 無休 1,000円
 アクセス
JR身延線下部温泉駅から徒歩13〜4分。
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下部の温泉街

 
初入湯年: 2005年
 (最終更新日: 2009年10月)