湯立人鉱泉

山梨県大月市七保町下和田646 Tel:0554-22-0622
http://www.yamanashi-kankou.jp/spot/peripheral_accomodations_detail.html?id=c922&area=6


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葛野川沿いにある鄙びた温泉で、すぐ近くには名勝「猿橋」がある。
道路沿いに小さな看板が立っているものの、そこから急な坂を下っていったところにあるのは、どう見ても普通の民家。そこには看板も表示も何も出ていないので、知らない人は100%、ここが温泉だとは思わないだろう。
おそるおそる玄関の戸を開け声をかけると、愛想の良いおばあちゃんが出てきた。入浴を請うと、「今、老婆が一人入っているので、小一時間ほど待ってもらえれば..」とのこと。客が少ない時は、男女浴室のどちらか一方にしか湯を張らないのだそうだ。

20畳ほどの広間で待たせてもらうことにした。お茶と梅干を出してくれ、新聞まで持ってきてくれた。まさに至れり尽くせりである。ここの入浴料は1,000円とちょっと高めだが、客のほとんどは近郊の人達で、この広間で一日のんびりしていくらしい。それなら決して高くはないだろう。

待つこと15分。前の客が出たので、思いのほか早く入ることができた。浴室は鄙びてはいるものの、意外と小ぎれいである。浴槽や床はタイル張り、そして屋根は粗末なビニール製トタン.. その素朴さがたまらない。
また、男女の浴室を区切る塀がかなり低く、背の高い人なら丸見え、私などでもちょっと背伸びをすれば覗けてしまうほどだ。まあ、若い女性が来ることなどまずなさそうだから、関係ないが...

湯は無色透明無味無臭。全くクセがなく、見ためだけでは温泉かどうかの判別すらつかない。ただ一点、湯が注がれる蛇口に温泉成分の白い結晶がこびり付いており、ここだけが唯一、温泉であることを物語っている。泉質は不明だが、その効能は昔から語り継がれてきたという。

冷鉱泉なのでボイラーで沸かしているが、もちろん循環などは一切なし。湯を入れっぱなしにしておくと、小さな浴槽なのですぐに溢れ出してくれるのが嬉しい。

高尾から中央線でほんの30分少々だが、まるで東北の鄙びた鉱泉宿に来ているようだ。穴場中の穴場、本当は教えたくない、まさに「隠れ湯」である。
 泉質
不明
 日帰り入浴情報
9:00〜17:00 不定休 1,000円
 アクセス
JR中央本線猿橋駅から徒歩12〜3分。
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スパミシュラン 山梨県の温泉

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どう見ても普通の民家だ 


小さな小さな湯船


この看板が唯一の目印..


すぐ近くにはこんな秘境が..

 
初入湯年: 2005年
 (最終更新日: 2005年10月)