奥鬼怒温泉郷 日光沢温泉

栃木県日光市川俣874 Tel:0288-96-0316

《鬼怒川・奥鬼怒温泉郷での宿泊予約は こちら から》
奥鬼怒温泉郷の最奥にひっそりと建つ一軒宿。奥鬼怒にある他の宿「加仁湯」、「八丁湯」が近代的な旅館なのに対して、ここ「日光沢温泉」は昔ながらの湯治宿の雰囲気を色濃く残している。また、登山客のための山小屋としても使われているようだ。

バスや車で行けるのは女夫淵まで。「加仁湯」や「八丁湯」は送迎バスで宿泊客を運んでくれるが、ここは山小屋なので、もちろん送迎は無し。
女夫淵から歩くと、健康な足でも1時間20分ほどかかる。決して平坦な道ではなく、結構ハードな山道もあるので、それなりの服装と心構えで行ったほうが良いだろう。

フーフー言いながらやっとたどり着いた「日光沢温泉」は、むちゃくちゃ鄙びまくった外観.. これは、私にとっては大当たりだ。

内湯と露天風呂があるのだが、日帰りで入れるのは露天のみ。露天風呂は宿の建物からちょっと下っていった渓流沿いにあり、周りは山の緑、緑、緑.. まさに、これ以上のロケーションはないだろう。

露天風呂は2つあり、それぞれ泉質が異なる。渓流のすぐ横にある「下の湯」は、微白濁の硫黄泉。少し青みがかった美しい湯だ。湯船も、コンクリートに砂利をまぶしたような素朴な造りで、まさに私好みの風呂である。
その上にある「上の湯」は、石張りの立派な浴槽で、そこにホースから源泉がドバドバと注がれている。「下の湯」とは明らかに泉質が違い、こちらは無色透明で金気臭あり。

どちらの露天風呂も、もちろん完全な掛け流し。注がれた湯はそのまま溢れ出し、贅沢に捨てられている.. 素晴らしい! そして、どちらも混浴だ。これも素晴らしい..

実は私の今回の旅の目的は、「加仁湯」と「八丁湯」を訪れることだったので、ここ「日光沢温泉」まで行くかどうかは最後まで迷っていた。
加仁湯から日光沢までは歩いて10分ほど。ただ、加仁湯まで来るのに既に1時間以上歩いてきており、しかも雨も降ってきたので、僅か10分とは言え、少し躊躇してしまったのである。
しかし、思い切って訪れてみて良かった。奥鬼怒最奥の、まさに秘湯中の秘湯。私の長い湯歴の中でも、ここは最高ランクの温泉と言えるだろう。

是非この温泉に入ってみたいけど、1時間半も山道を歩くのはちょっと..という人には、「加仁湯」に泊まることをお奨めする。そうすると、加仁湯まではバスで送迎してもらえるし、加仁湯から日光沢までは歩いても僅か10分。これなら誰でも簡単に訪れることができる。
 
 泉質

下の湯: 含硫黄-ナトリウム-塩化物泉 40.4度
                  湧出量 10.9リットル/分
上の湯: ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 42.9度
                  湧出量 39.2リットル/分

 
 日帰り入浴情報

9:00〜15:00 無休 500円

 
 アクセス

東武鬼怒川温泉駅から女夫淵行きバスで1時間35分、終点下車、徒歩約1時間20分。

 
|戻る|

スパミシュラン 栃木県の温泉

JAL日本航空 先得





下の湯


上の湯

 
  初入湯年: 2010年
  (最終更新日: 2010年9月)