北温泉旅館

栃木県那須郡那須町湯本151 Tel:0287-76-2008
http://www9.ocn.ne.jp/~kitanoyu/


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北温泉は那須温泉郷を代表する名湯で、古くから湯治の客で賑わっていたそうだ。今でも、車で行けるのは宿の400mほど手前まで。そこから先は、5分ばかり歩いて谷底へと下りていかなければならない。結構急な坂道なので、行きは良いが帰りが辛い..

山の中にひっそりと佇む一軒宿で、建物は思いっきり鄙びている。中は薄暗く、しかも拝む場所まであって、何やら寺の堂内のような雰囲気。館内は迷路のように入り組んでいて、相当年季が入っているのか、歩くと床がギシギシと鳴る.. 聞いた話によると、ここで一番古い建物は、何と江戸時代に作られたとか...

浴場は3カ所に分かれており、日帰りでも全てに入ることができる。最もメインの浴場は「天狗の湯」と呼ばれるもので、これは混浴。他には、名物「温泉プール」、そして渓流沿いの露天風呂がある。

まずは「天狗の湯」から。もっと大きな浴場かと思っていたら、意外に小さいのでビックリ。湯船は4〜5人が入れる程度だ。
ここの風呂は、ともかく湯量が凄い! ドバドバと鬼のように注がれ、そのまま豪快に溢れ出している.. まさに「これぞ温泉!」という感じである。
湯は無色透明無味無臭。単純泉とは言え、茶色い湯の花も大量に見られる、なかなか素晴らしい泉質だ。56度の源泉がそのまま注がれているので、湯は少々熱め。
浴室の壁には大きな天狗の面が掛けられている。また、願い事が書かれた絵馬もたくさんぶら下がっていて、まるで祠の中で入浴しているような気分である。
「天狗の湯」の外には、打たせ湯と家族風呂の小屋があり、こちらも鄙びた良い雰囲気を醸し出している。

次に「温泉プール」へ向かう。むちゃくちゃデカくて、確かにプールのようだ。でも、これもれっきとした温泉で、普通に暖かい。
旅館の建物の入口横にあるので、訪れる客には丸見え.. あまりにも開けっ広げなので、裸で入るには少々勇気がいる。

プールの隣には小さな湯小屋があり、そこに男女別の素晴らしい内湯がある。木造りの粗末な浴場で、浴槽は石なのかコンクリなのか、真っ茶色に染まっているのでよく判らぬが、使い込まれた趣きある湯船が1つあるのみ。
ここの湯は「相の湯」というそうで、「天狗の湯」とは別の源泉だ。無色透明の熱い源泉が勢いよく注がれ、そのまま床に溢れまくっている。単純泉とは言うものの、金気臭が強く、また茶色い湯の花も無数に見られる。
私が訪れた時は他に誰もおらず.. 仄暗い湯小屋で一人、思う存分満喫することができた。

最後に「河原の湯」にも行ってみた。ここだけ唯一、まだ新しいようで、脱衣所に入ると木の香りがプンと香る。
「河原の湯」は渓流に面した露天風呂で、すぐ目の前には大きな滝があり、ザーザーという滝音が物凄く大きく聞こえる。なお、こちらの湯も無色透明で、やはり茶色い湯の花が舞っている。

湯の質、宿の雰囲気、どれをとっても最高の温泉だ。那須温泉郷の中では、ここが私の一番のお気に入りである。
 泉質
【天狗の湯】 単純泉 56.0度 湧出量 481.2ℓ/分
【相の湯】 単純泉 49.6度 湧出量 59.4ℓ/分
 日帰り入浴情報
8:30〜16:00 無休 700円
 アクセス
JR東北本線那須塩原駅から車で約50分。
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スパミシュラン 栃木県の温泉

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天狗の湯


温泉プール


温泉プールには滑り台もある..


温泉プール横の内湯


河原の湯

 
初入湯年: 2006年
 (最終更新日: 2006年7月)