熱海温泉 山田湯

静岡県熱海市和田町3-9 Tel:0557-81-9635

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かつて日本を代表する巨大歓楽温泉であった熱海だが、他の有名温泉地と比べて極端に共同浴場が少なく、そのため温泉ファンからは何とも魅力のない温泉として見下されている。
しかしその熱海にも、こんなに素晴らしい共同浴場が存在するのである。この浴場は和田町というところにあり、熱海の中心街からは少しはずれている。熱海駅から歩くと、20分以上はかかるだろう。

民家が並ぶ細い路地の奥の、さらに奥にあり、私も辿り着くまでかなり迷ってしまった。おそらくここだろう、と思われる路地を進んでいくと、どう考えても普通の住宅としか見えないような家に突き当たる。看板も何も出ておらず、他人の家の敷地に勝手に入るような緊張感を味わう.. その家の表札を見ると「山田」とあったので、少し安心して奥に進むと、「男湯」「女湯」と書かれた浴場の入口が見えた。

ここは建物の半分が山田さんの家、そしてもう半分が共同浴場になっているのだ。「山田湯」という名前は、おそらく山田さんの家だからそう呼ばれているのだろう。
番台に誰もいなかったので大声で呼ぶと、家の方からおばちゃんが出てきた。その愛想の良いおばちゃんに、入浴料金を支払う。

浴室はほどほどの広さがあるのだが、浴槽は家庭用の風呂を少し大きくした程度。同時に入れるのは2〜3人である。湯と水は自分で出したり止めたりできるので、温度調節が可能。私が入った時は、ちょうど適温だった。

湯は無色透明無臭で、ほとんど無味に近いが微かに塩味を感じる。また、白いモロモロとした湯の花が浮遊している。もちろん、純然たる源泉掛け流しだ!

当然ながら観光客はまず来ない。ほぼ100%、地元民の利用なのだろう。でも、こんなに素晴らしい共同浴場があるなんて、私はちょっと熱海を見直した。

一般の人にはあまりお奨めしないが、温泉ファンなら是非訪れる価値があると断言できる。ちなみに場所はあまりに複雑で、文章ではうまく表すことができない。「金城館」という旅館の近くで、和田川沿いの路地の奥、とだけ記しておく。
 泉質
ナトリウム-塩化物泉
 日帰り入浴情報
8:00〜11:00、15:30〜21:00 不定休 250円
 アクセス
JR東海道本線熱海駅から徒歩20分少々。
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どこから見ても民家である..

 
初入湯年: 2004年
 (最終更新日: 2004年7月)