木部谷温泉 松の湯

島根県鹿足郡柿木村木部谷 Tel:0856-79-2617
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中国山地の奥深くにひっそりと佇む一軒宿である。
浴室に入った瞬間、思わず唸ってしまった。小ぶりの浴槽に黄金色の美しい湯が満々と湛えられ、その表面にはパラフィンのような白く薄い膜が張っている。この膜は温泉に含まれるカルシウムの成分だそうで、湯の静止時間が長いとできるらしい。私は朝早くに訪れたため、前に誰も入っていなかったので、膜ができていたようだ。入浴すると、それはすぐに消えた。

浴槽には左右に2つのバルブが付いていて、左のバルブをひねると20度の冷たい源泉がドバドバと出てくる。右のバルブをひねるとゴーーという凄まじい音と共に蒸気が噴出し、お湯を暖めてくれる。この2つのバルブを操作して、湯温を調節するのだ。
蒸気で温めながら源泉を注いでいると、みるみるうちに湯量が増え、湯船からそのまま溢れ出していく.. もう最高である。

注がれる源泉は無色透明だが、鉄分が多く含まれているため、時間が経つと黄土色に濁ってくる。浴槽の湯はかなりの濁り具合で、透明度は5cmもないほどだ。
舐めてみると塩辛さと甘味(?)のような味がする。炭酸の味と言ってもいいかもしれない。肌触りも良く、とても入りやすい、最高レベルの湯である。

また浴室の床は、温泉の鉄分で赤茶色に変色している部分と緑色の部分がまだらになっている。この緑は温泉に藻が含まれているからだそうで、オレンジ色と緑色のコントラストが美しい。

ここの温泉は泉温こそ低いものの、れっきとした自噴泉で、しかも大変珍しい間歇泉である。宿の建物から少し離れた所に泉源があり、そこで約20分おきに高さ2mぐらいまで源泉が吹き上がるという。なんでもこの間歇泉、炭酸ガスの圧力で吹き上がっているのだそうだ..

私は実際にここを訪れるまで、こんなに素晴らしいとは思っていなかったのだが、予想に反して大当たり中の大当たりであった。絶対のお奨めである。
 泉質
含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭化水素泉 20.7度
 日帰り入浴情報
7:30〜20:00(10月から3月は〜19:30) 毎月6・16・26日が休み 350円
 アクセス
益田市街から車で約50分。
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スパミシュラン 島根県の温泉

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色鮮やかに変色した浴室の床


宿の裏山にある泉源(間歇泉)

 
初入湯年: 2005年
 (最終更新日: 2005年5月)