松川渓谷温泉 滝の湯

長野県上高井郡高山村奥山田3681-377 Tel:0262-42-2212
http://www.takinoyu.jp/


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山田温泉から更に車で10分ほど山奥に入ったところ、松川渓谷沿いに建つ一軒宿である。宿とは言ってもメインは日帰り入浴で、「宿泊もできなくはない」というのが正確であるようだ。

私は昔(1990年)、ここに泊まったことがある。当時はまだ、「信州高山温泉 和郷園」という名前で、現在とは違う人が経営していたようだ。完全な自炊宿で、部屋にはテレビもなく、朝も昼も晩も風呂に入るしかやることがなかったが、それでも不思議と全然飽きなかった。それほど、ここの温泉が素晴らしかったのを覚えている。(現在は食事付きの宿泊もできるらしい)

今回、久しぶりに再訪してみた。名前こそ「滝の湯」に変わっていたが、建物や風呂はそのまま。何ひとつ変わってはいなかった。

道路から細い階段で谷底に下りていったところに、鄙びた湯小屋がある。内湯は男女別だが、露天は完全な混浴.. かなり大きな風呂で、しかも巨岩で所々目隠しされていることもあり、女性も結構平気で入っている。
それはそうだろう。ここまで来て、この露天に入らないなんて、何のために訪れたのか判らないだろうから..

ここの露天風呂は、私の長い湯歴の中でもトップクラスの実力を持っている。
まず眺めが素晴らしい。風呂から見えるのは山、山、山.. 新緑の頃はもちろん、秋は紅葉、そして冬は雪景色と、本当にいつも我々の目を楽しませてくれる。しかも、すぐ下には松川渓谷が流れ、川音が心地良い。

もちろん湯もピカイチである。3つの源泉から湧き出た湯は、無色透明ながら強い硫黄臭を放ち、白や茶色の湯の花が大量に舞っている。
掛け流しであることなど当然の当然で、それどころかここでは、74度、65度、60度という熱い源泉を水でうめることなく、自然に冷ましてから湯船に注ぐという凝りようだ。

また、内湯もなかなか素晴らしい。内湯とは言っても、トタンで囲っただけのような粗末な造りだが、それがまた何とも言えない趣きを醸し出している。
ちなみに、宿泊棟の中にも小さな浴室があった(現在は不明)。これは日帰りでの利用はできないのだが、木造りの湯船に硫黄臭たっぷりの源泉がとうとうと注がれていた。

とにかく、本当に素晴らしい温泉である。文句なしの100点満点だ。
 泉質
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
65度、74度、60度
 日帰り入浴情報
10:00〜17:30 無休 500円
 アクセス
長野電鉄須坂駅からタクシーで約40分。
途中の山田温泉まではバスが出ているが、そこから先、もし歩くと1時間はかかるだろう。冬季は山田温泉からシャトルバスが出ていて、10分ほどで行くことができる。
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初入湯年: 1990年
 (最終更新日: 2009年3月)