縄文天然温泉 志楽の湯

川崎市幸区塚越4-314-1 Tel:044-533-8888
http://www.shiraku.jp/


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矢向駅の近く、元々この場所にあった町工場の跡地にできた日帰り温泉。
ここは、いわゆるスーパー銭湯ではない。そのため館内には食堂もなく、ただただ入浴を楽しむところであるようだ。(ただし別棟に蕎麦処あり) そのせいか、休日に訪れたにも関わらず、さほど混みあっておらず、これは穴場と言えるだろう。

この温泉、雰囲気は最高である。規模はそこそこ大きいのだが、「林の中にひっそりと佇む湯宿」という感じで、外観も内装も落ち着いている。とても川崎の街中にあるとは思えない..

風呂も素晴らしい。木がふんだんに使われた浴室には、大きな温泉浴槽が1つ。他にサウナと水風呂、味噌樽風呂もあるが、ジェット浴槽やジャグジーなどは一切なく、それが逆に高級感と落ち着きを醸し出している。

そして、何と言っても最高なのが露天風呂だ。この露天を造るにあたっては、熊本の「黒川温泉・新明館」の宿主、後藤哲也氏が監修したとのこと.. 後藤氏と言えば、湯治客相手の鄙びた温泉地であった黒川温泉を見事に再生させ、日本一の人気温泉にまで仕立て上げた伝説の人物である。私も黒川の「新明館」は訪れたことがあるが、趣きのある露天風呂に息を飲んだことを覚えている。

さて、こちら「志楽の湯」の露天の出来は..と見てみると、これがもう、文句の付けようがないほど素晴らしい! 木と岩を上手く組み合わせた絶妙の露天風呂で、「さすが」と唸らざるを得ない。これはもう川崎ではなく、まぎれもない黒川そのものだ..

ただし、残念ながら湯がよろしくない.. 黄褐色透明の強塩泉は海水並みの塩辛さで、それはなかなか良いのだが、如何せん循環の消毒臭が強すぎる.. 風呂が素晴らしいだけに、肝心の湯がこれでは興醒めである。まあ、本物の黒川の湯には足元にも及ばないということだろう...
唯一の救いは、時々、湯口からぬるめの源泉も注がれること。どうやら、高温に加熱された循環湯と新鮮な源泉が一定間隔で交互に出てくるようだ。源泉のほうは温泉特有のゴム臭がはっきりと感じられ、誠に良質の湯であった。
もし、この38度の源泉をそのまま小さな湯船で掛け流してくれたら、私は迷うことなく星5つを差し上げていただろう。

そうだ! 内湯にある味噌樽風呂.. 大きさもちょうど適当なので、あれを掛け流し浴槽にしてはどうか? そうすればここの温泉は、名実ともに関東でもトップクラスの日帰り温泉となるであろう..
 泉質
ナトリウム-塩化物強塩泉 38.5度
 日帰り入浴情報
10:00〜24:00 無休 1,150円(平日は970円)
 アクセス
JR南武線矢向駅から徒歩6分。
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初入湯年: 2006年
 (最終更新日: 2006年9月)