有馬温泉
有馬療養温泉旅館

川崎市宮前区東有馬3-5-31 Tel:044-877-5643
http://www.arimaonsen.jp/


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有馬温泉と言っても兵庫県の有馬ではなく、川崎市宮前区の有馬である。神奈川には「別府温泉」や「草津湯」のように日本を代表する名泉にあやかって名付けた温泉銭湯がいくつかあり、ここもその類かと思いきや、有馬はこの辺りの地名であった。

外観はまるでマンションのようだ。宿泊客よりも日帰り客の方が多いようで、日帰り入浴料金は、時間によって細かく決められている。2時間以内は1,700円、3時間以内は2,500円、3時間以上は3,500円..(2002年当時)

受付でお金を払うと、タオルと紙コップを渡してくれる。紙コップにはマジックで「4.10」と記入してくれた。何の意味かと考えてみたら、どうやら今から2時間後の時刻のようである(今は2時10分だった)。つまり、「この時刻までは滞在可能ですよ」ということらしい。
で、なぜ紙コップなのかというと、休憩室で源泉が飲めるようになっているらしい。しかし数字を記入された紙コップを貰うと、気分はまるで人間ドックか泌尿器科の外来である..(2011年再訪時には既になし)

浴室には小ぢんまりとした浴槽が1つあるのみ。4人ぐらいが入れば一杯になる。湯は、まるで本当の有馬温泉(兵庫の)のように黄金色の金泉である。関東では珍しい鉄鉱泉で、確かに金気臭が強い。ただ、湯は意外にサラサラとしていて、非常に入りやすかった。

ここの源泉はもともと無色透明の冷鉱泉。その源泉を浴槽に張り、沸かすとみるみるうちに茶褐色に濁っていくそうだ。その際、湯の表面は温泉成分の膜でびっしりと覆われるとのこと。朝一番の入浴では、その膜張りの湯を楽しめることだろう。
嬉しいことに、加水も濾過も消毒も一切なし! 加温のための循環は行なわれているようだが、これは家庭用の風呂の追い焚きみたいなものと理解しているので、これなら素晴らしい泉質をそのまま充分楽しむことができる。

まさに湯は最高レベル! 東京近郊でこれだけ凄い泉質を誇る温泉は珍しいと言えるだろう。
しかし、2002年に初めて訪れた当時は1,700円という料金がちょっと高く思えたので、私の評価も星4つどまりとさせてもらっていたが、今回、久々に再訪したところ、1,200円に値下げされていた。この値段でタオルとバスタオルのレンタル付きなので、これなら決して高くはない。よって、私の評価も、晴れて星5つにアップさせていただく。

ちなみに温泉の由緒を読むと、有馬温泉が発見されたのは今から1,300年以上も昔、しかも役小角によって見つけられたとのこと.. その頃の川崎は、まだ原始人が住んでいたような未開の地だったと思うが、そんな昔から霊泉がこんこんと湧いていたとは..
(ただし、その霊泉は今から500年以上前には既に出なくなってしまったとのこと。現在の源泉は昭和39年に掘削したものである。)

源頼朝や北条時頼といった、地元神奈川に所縁のある武将達がこの霊泉で治療したという伝説があるのはもちろんのことだが、何と、遠く京の都にも運ばれ、朱雀上皇や村上天皇の病を治したという言い伝えも残っているという..
真偽は定かではないが、天皇様もお入りになったとなれば、これはもう、まさに歴史ある名湯! 決して兵庫の有馬温泉のパチモンではないのだ。
 
 泉質

単純鉄泉 20.9度

 
 日帰り入浴情報

11:00〜22:00 水休 1,200円

 
 アクセス

東急田園都市線鷺沼駅から小杉駅方面行きバスで約5分、「中有馬」バス停下車、徒歩2分。(もしくは、逆方向のバスでJR南武線・東急東横線の武蔵小杉駅からも行くことができる。)

 
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 初入湯年: 2002年
 (最終更新日: 2011年2月)