ポセイドン温泉公園

giardini POSEIDON terme

80075 Forio, d' Ischia, Italy Tel:081-9087111
http://www.giardiniposeidonterme.com/

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ついに行ってきました! イタリアの温泉!

イタリアは日本と同じく火山国で、中でも南イタリアには、ヴェスヴィオ山に代表されるような活火山が今も健在である。そのため、豊富で良質の温泉が至るところで湧いているのだ。

特に温泉地として有名なのが、ナポリの沖合いに浮かぶ「イスキア島」である。
ナポリの島というとカプリ島が有名で、「青の洞窟」を見るために世界中から多くの観光客(もちろん日本人も)が押し寄せていると聞くが、こちらイスキア島はお金持ちのヨーロッパ人がバカンスを過ごすための島である。
そのため、訪れる日本人は少ないようで、私の滞在中にも、日本人はもちろん、東洋人らしき人は島内で一人も見かけなかった。島で乗ったタクシーの運転手に、「オー、ジャポネーゼ! ファーストタイム、マイタクシー!」と珍しがられたし..

イスキアに行くには、ナポリからフェリーで1時間半。高速船も頻繁に出ており、こちらなら約50分で着いてしまう。ただし、高速船はやはりそれなりに揺れるので、船に酔いやすい人はフェリーを選択したほうが良いかもしれない。
(うちの嫁は船に弱いので、イスキアには付いて来なかった..)

イスキアに着くと、のどかで美しい風景にホッとする。ナポリがあまりにもゴミゴミして雰囲気が良くなかったので、ここに来て初めて、心からリラックスできそうな予感がした。

イスキアには「温泉公園(Parco Termale)」と呼ばれる温泉入浴施設が7つもある。いずれもたくさんの温泉プールやリラクゼーション設備を備えた、高級スパ・リゾートだ。そのうち私は今回、「ポセイドン」と「トロピカル」の2ヶ所を訪れてみた。

「ポセイドン」は島の西側、Forioという港町の近郊にある。当然ながら海辺に位置しており、温泉公園のすぐ目の前は広大な海水浴場だ。

まず入口で入場料を支払う。25ユーロなのだが、保証金という名目で更に5ユーロ、合計30ユーロが必要となる。(保証金の5ユーロは、帰る際に返却してもらえる。)

さて、ガイドマップを貰って中に入ったものの、あまりに広すぎて、脱衣所がどこにあるのかすら判らない..
ガイドマップを見ても、イタリア語とドイツ語でしか書かれていないため、さっぱり判らない.. (説明しよう。なぜドイツ語かと言うと、イスキア島を訪れる外国人客のほとんどがドイツ人なのだそうだ。)

ようやく脱衣所にたどり着くことができて、水着に着替える。ここではもちろん水着を着用の上、スイミングキャップも必須だ。あと、これは必須ではないが、ビーチサンダルもあったほうが良いだろう。広大な公園内を裸足で歩くのは辛いし、コンクリートの地面は熱いから..

温泉プールの数は何と20ヶ所! 大きな池のようなものから小さなものまで様々なプールが用意されており、その全てに天然温泉が使われている。

泉質はどれも同じで、強烈に塩辛い無色透明の食塩泉。海水並み、いや海水以上の塩分濃度かもしれない。目に入ると沁みるし、髭そりあともヒリヒリと痛む.. 意外にも本格的な泉質なので、ちょっと驚いた。

海外の温泉というと、生ぬるい温水プールのようなものがほとんどで、日本人には物足りないというのが一般的だが、ここは違う。
湯温のバリエーションが豊富で、プールごとに28度、30度、34度、36度、38度、40度と、小刻みに温度が設定されているため、誰もが自分好みの温度で入浴を楽しむことができるのだ。
日本人にとって最適なのはやはり40度なのだろうが、西洋人にとってはちょっと熱すぎるようで、40度のプールの横には必ず、15度の水風呂が用意されており、高温浴と低温浴を交互に行なえるようになっている。西洋人にとっての40度風呂は、サウナと同じ感覚なのかもしれない..

どのプールから入るか迷ってしまうが、私は一応、全てを制覇することを目標に、1つずつ順番に回ってみた。
水着での入浴なので、はっきり言って「温泉情緒」はゼロだが、スパ・リゾートとしては、これ以上ないほどの豪華さである。
そして何より、青い海、降りそそぐ太陽、プールサイドで寝そべる金持ち西洋人.. まさに南国の楽園を思わせ、日頃のストレスなどどこかへ吹き飛んでしまいそうだ。

私はここで、面白いプールを見つけた。イタリア語で「Bagno Giapponese」といい、直訳すれば「日本風呂」。これはいわゆる歩行浴の一種で、玉砂利が敷き詰められた浅い風呂だ。みんな楽しそうにグルグルと回っていたが、何故これが「日本風呂」なのだろうか..

私は当初、この「ポセイドン」で2時間ぐらいの滞在を予定していたのだが、はっきり言って2時間では全然足りず、結局3時間ほどのんびりさせてもらった。
ただ、それでも若干の慌ただしさは否めない。ここを訪れる客の多くは島内のホテルに泊まっているため、ほとんどの人は朝から夕方まで、一日中ゆっくりとスパを楽しんでいるようだ。
温泉に浸かって、疲れたらデッキチェアでひと眠りし、ランチにワイン.. こんな生活を1週間も2週間も続けるとのこと。羨ましすぎる..
 
 泉質

強食塩泉

 
 日帰り入浴情報

9:00〜19:00 無休(冬季休業) 25ユーロ(別途ロッカー料金として1ユーロが必要)

 
 アクセス

ナポリ(ベベレッロ港、メルジェッリーナ港)からイスキア行き高速船で約50分。イスキア港(Ischia Porto)からLinea 2バス(Citara行き)で約40分、終点下車、徒歩3分。

 
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スパミシュラン イタリアの温泉

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これが日本風呂だ


日本風呂でグルグル回る西洋人






温泉からの眺めは美しすぎる


イスキアの街並み 

 
  初入湯年: 2010年
  (最終更新日: 2010年7月)