鍬渓温泉(閉店)

兵庫県小野市下来住町山寄 Tel:0794-63-3379

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小野町駅からの道は、以前は非常に判りにくかったそうだが、現在では新しい道路が作られており簡単に行くことができる。また電車で加古川方面から行くと、小野町の駅に着く直前に温泉の建物が左手に見える。

山の麓に、まるでバラックのようなプレハブ小屋がポツンと建っており、看板も何もない。まさに知る人ぞ知る、穴場の温泉と言えるだろう。

小屋の戸口には靴が一杯脱ぎ散らかしてある。戸を開けるといきなり食堂になっていて、年寄を中心とした多くの客が賑やかに食事をしていた。狭い所に立錐の余地もないほど人が入っており、さながら難民船のような雰囲気.. ちょっと面喰らってしまった。

ここの温泉は地元の老人会が管理しているとのことで、確かに受付や食堂係もみんなおじいちゃんとおばあちゃんである。
受付では係のおじいちゃんが客の名前と住所を聞いて、ノートに書き込む。私の場合、何も言ってないのに「神戸から?」と聞かれた。どうやら、近隣の住民でないことはすぐに見破られてしまったようだ..

相当の混雑を覚悟して浴室に向かうと、何と誰もいない。ちょうど昼時だったので、みんな食事をして風呂には誰も入っていなかったのだ。これはラッキーである。

浴室は意外と新しくて、きれいだ。もっと鄙びているものと思っていたのだが、床や壁は豪華な石張りで、浴槽は立派な木造り! 3人ほどが入れる小さめの湯船だが、なにぶん独り占めできているので、これでも広すぎるぐらいだ。
また屋根は透明のプラスチック製トタンなので、どことなく露天風呂のような趣きもある。

湯は土色に濁っている。これは酸化によるもので、湧出時には透明な湯なのだが、時間が経つと茶色く変色していくのだ。
浴槽には2つの蛇口が付いていて、1つは冷たい源泉がそのまま、そしてもう1つはかなり熱めに加熱された源泉が、それぞれ注がれるようになっている。どちらも強烈な塩辛さと苦味があり、また金気臭と独特の鉱臭も感じられる。
両方の蛇口を全開にすると、どんどん湯量が増えていき、そのまま溢れ出すので、気軽に掛け流しを楽しむこともできる。もちろん入り心地も最高だ。
 泉質
含鉄-塩化物泉 16度
 日帰り入浴情報
9:00〜17:00(夏期は〜18:00) 月・水・金休 500円
 アクセス
JR加古川線小野町駅から徒歩8分。
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初入湯年: 2005年
 (最終更新日: 2005年6月)