草津温泉 国道脇の湯

群馬県吾妻郡草津町草津

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草津の温泉街から国際スキー場方面へ向かう途中、国道の脇からモウモウと白い湯煙が立ち上がっている場所がある。夏でもかなりはっきり見えるので、冬だとまるで山火事のようになっているのではなかろうか..

この煙の正体は、もちろん温泉である。山から流れてくる川そのものが温泉になっているのだ。国道から覗きこむと、川の底からボコッ、ボコッと源泉を噴き出している箇所もある.. これは入らねばならないだろう。

しかし、国道から川へ下りる道がどこにもない。少し離れた所に「西の河原露天風呂」方面へ向かう遊歩道があったので、そこをしばらく進んでみると、先ほどの川が近くを流れているのが見えた。ただ、ここにも川へ下りられる場所はなかったので、柵を乗り越え、斜面を滑り降り、木々の枝を分け入って、どうにか川原にたどり着いた。ふぅ..

川のいたる所で湯煙が立ち、河原の石は温泉の成分で緑色に光っている。これぞ秘湯中の秘湯であろう。

川に手を浸けてみると結構熱い。やけどするほどの熱湯ではないが、湯に浸かるにはちょっと熱すぎる温度だ。もっと下流に下ればもう少し適温になるのだろうが、そこは「西の河原露天風呂」の裏手にあたり、多くの入浴客と目が合ってしまう..(もちろん男風呂)
向こうも裸で風呂に入っているのだから、気にしないフリをしてこちらも裸になろうかとも思ったが、指をさされて笑われそうなので、下流に行くのはやめた..

露天風呂から見えない辺りで探してみると、ちょうど一人が入れる程度の湯だまりがあった。誰かが以前に掘った風呂の残骸であろうか。手を浸けてみると.. ちょうど適温だ!
迷うことなく裸になり、早速、湯浴みを楽しんだ。
とは言っても、非常に浅いので、お尻だけを浸けるのがやっと.. 湯を肩から胸、おなかに何度も何度もかけて、これで入浴完了とした。

湯は無色透明の酸性泉。おそらく、「西の河原露天風呂」と同じ泉質ではないだろうか。非常に酸味の強い、強烈な湯であった。

私は無類の温泉好きだが、この手の野湯にはあまり行ったことがない。道なき道を何時間もかけて訪れる温泉というのも確かに魅力はあるが、やはり生命の危険があるようなところだと、どうしても私には行けない..
その点、この草津の野湯であれば、そんな心配も無用だ。誰でも簡単に行ける、安全(?)な野湯..

「温泉の入り心地は?」と聞かれると、まあ決して快適とは言いがたいのだが、それでも久々に良い経験をさせてもらった。なかなか楽しい温泉探索であった。
 泉質
含硫化水素酸性泉
 日帰り入浴情報
入浴自由 無料
 アクセス
JR吾妻線長野原草津口駅から草津温泉行きバスで約25分、終点下車、徒歩約20分。
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スパミシュラン 群馬県の温泉

JAL日本航空 先得



国道を走っていると、このような煙が..


国道から覗きこんだ川


見た目は普通の川だが


噴き出した高温の湯が流れているのだ


私が入浴した湯だまり


この小さな湯滝でも温泉を浴びた

 
初入湯年: 2009年
 (最終更新日: 2009年9月)