温井温泉 岩陰の湯

群馬県吾妻郡長野原町大字川原畑字東宮426-1

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川原湯温泉の程近く、ちょうど吾妻川を挟んで川原湯とは反対側に位置する共同浴場。JR吾妻線の車窓からもよく見える。

この浴場がある川原畑というのは、本当に何もない集落で、「こんな所に何故こんな立派な浴場が..?」と思うのも無理はない。
実はこの辺り、今なにかと話題になっている「八ツ場ダム」(やんばダム)の建設予定地で、いずれはダム湖に沈んでしまう運命にある。この浴場も、地元住民対策の一環として作られたものとのこと..
他にも近辺にはこのようなダム対策の温泉浴場がいくつも作られており、そのうち、地区住民以外でも入浴可能な3湯を総称して「八ツ場三兄弟」と呼ばれているそうだ.. ここもその三兄弟の1つである。

湯小屋は新しくてきれいな建物だ。いずれダムの底に沈むのだから、もっと簡易なプレハブとかトタンとかだろうと思っていたら、何とちゃんとした木造り。床もタイル張りで、これはかなり贅沢な作りである。
でも、浴槽はポリバスだ。何だか老人ホームの浴場みたいな風呂だが、建物の立派さとのアンバランスが面白い。

湯はほぼ無色透明無味無臭。パイプから熱い源泉が注がれ、(ポリの)湯船を満たしたあと、そのまま掛け流されている。
驚いたのは、パイプの源泉のうち、浴槽に注がれるのはごく一部だけで、大半の湯は洗い場にドバドバと捨てられているのだ。何と贅沢な湯の使い方であろうか..

対岸の川原湯温泉とはちょっと異なる泉質で、他の「八ツ場三兄弟」の湯とも明らかに違う.. ここの温泉特有の滑らかで優しい湯は、入り心地もバツグンに良い。

こんなに素晴らしい温泉が消えてなくなるというのは、本当に残念だ.. (民主党は八ツ場ダムの建設を中止すると明言しているので、この先どうなるか判らないが..)
 泉質
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
 日帰り入浴情報
9:00〜17:00 無休(清掃時は入浴不可) 300円
 アクセス
JR吾妻線川原湯温泉駅から徒歩15分。
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初入湯年: 2009年
 (最終更新日: 2009年9月)