半出来温泉 登喜和荘

群馬県吾妻郡嬬恋村今井97-1 Tel:0279-97-3373
http://www.nande.com/tokiwasou/


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袋倉駅からの距離は近いのだが、温泉までの道が凄い。無人駅を出てしばらく車道を歩くと、「←半出来温泉 足元に御注意ください」の看板が見える。ところが、矢印の方向を見ても、道らしきものが見当たらない。唯一、原生林の中のけもの道のようなものがあって、どうやらそこを進むらしい...
山道を下っていくと、今度は吊り橋がある。人が一人通れるだけの細い橋で、結構揺れ、また、木の板が所々割れていたりして、ちょっと怖い... 橋を渡ったところが半出来温泉の一軒宿、登喜和荘である。

以上のように書くと、深山幽谷、秘境の地にあるようだが、実は宿そのものは国道144号線に面しており、交通の便は良い。単に、袋倉駅からの近道が山道なだけである。

宿の建物は質素で、旅館と言うよりは民宿に近い。宿に近づくと、飼われている犬がワンワンと吠える.. 実にのどかである。

浴室は廊下を進んだ奥にある。内湯は男女別、露天は混浴になっている。
まずは内湯に入る。木の浴槽が1つあるだけの浴室は、どこか古い温泉地の共同浴場のようである。42度の源泉がそのまま掛け流されていて、湯船からはザバザバと湯が溢れ出ている。また、湯口の湯は飲むこともできる。うっすら塩味の「ダシ」のような味で、そんなに悪い味ではない。

浴室の窓からは、少し離れたところにある露天風呂が見える。赤い提灯が吊ってあり、ちょっと怪しげな雰囲気..
浴室を出て露天までは、距離にして約10m。ここで男女が合流するのだが、この間、周りからは丸見えである。すぐ横が田んぼで、農作業をしているおじさんと目が合う... 男なら平気だが、女性はちょっと無理かもしれない。

この露天が素晴らしい! やはり木の湯船で、相当使い込まれている感じだ。42度の源泉が、まず小さな樽の中に注がれている。この樽は昔、味噌樽として使われていたものだそうで、一人がなんとか入れるほどの大きさである。樽から溢れ出た湯が湯船に流れ落ちるようになっている。そのため、樽の湯はそこそこ温度(40度ぐらい)があるが、浴槽の方はかなりぬるめ。おそらく36度ぐらいかと思われる。

しかし、このぬるめの露天が本当に気持ち良いのだ。まさに、いつまでも入っていることができる。私は、他に誰も客がいなかったのをいいことに、1時間近く、ずーっと露天風呂に浸かっていた。

露天風呂のすぐそばには川が流れ、さっき渡ってきた吊り橋が見える。周りは畑と田んぼ、そして山で、ロケーションは申し分ない。

湯は無色透明の食塩泉。源泉温度が42度なので、冬でなくてもちょっとぬるめだが、あえて一切加熱せず、源泉をそのまま使っているところに好感が持てる。茶色と黒の湯の花も多数見られ、湯の質もかなり高い。文句なしの5つ星である。

ちなみに、気になる「半出来」という名前だが、これは単に、このあたりの地名とのこと。
 泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 42.5度
 日帰り入浴情報
8:00〜21:00 無休 400円
 アクセス
JR吾妻線袋倉駅から徒歩7〜8分。
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半出来温泉へ行くにはこの橋を渡る

 
初入湯年: 2004年
 (最終更新日: 2004年10月)