一畑山薬師寺 御霊泉

愛知県岡崎市藤川町王子ヶ入12-44 Tel:0564-48-7111
http://okazaki-kanko.jp/contents/spot/kj1_00098.htm

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岡崎市の山の中にある一畑山薬師寺。なかなか立派なお寺だが、ここは何と境内に温泉が湧いており、参拝者に開放してくれている。
ただし、入浴のみの利用というのは不可で、お寺でご祈祷をしてもらうと入浴券が渡されるという仕組みだ。

ご祈祷が先でも、温泉が先でも、どちらでも構わないとのこと。私はもちろん、先に入浴させてもらうことにした。(決して温泉のほうが大事という訳ではなく、あくまでもお清めの意味ですから..)

まず、祈祷申込書に住所・氏名やご祈祷してほしい内容を記入する。用紙にはあらかじめ願い事が40以上も書かれていて、その中から3つまで丸を付けられるとのこと。悩んだ末に、私は心身健康、家内安全、事業繁栄を選ばせてもらった。(後程ご祈祷の際、ここに書いた内容が本堂で読み上げられるのだ。)

浴場入口の受付で、空のペットボトルを渡される。これに源泉を入れて持ち帰りOKなのだそうだ。
それにしても、さすがに宗教施設だけあって、温泉受付のお姉さんも丁寧だ..

浴場はめちゃくちゃきれい! もっと素朴で鄙びたものを想像していたのだが、とんでもない誤解であった。高級そうな石造りの風呂で、これは豪華だ。
露天風呂はないものの、大きな窓が開け放たれているので、さわやかな風が入ってきて誠に気持ちが良い。そして窓から見えるのは山々の緑、緑、緑.. 文句なしに素晴らしい。

面白いことには壺湯が5つ並んでいて、それぞれに「長寿」や「良縁」、「財運」などと書かれている。どれも全く同じ湯なのだが、こう書いてあると、ついつい全てに入ってしまう..

湯は無色透明無味無臭。先述の通りペットボトルに入れて持ち帰れるので、あとで飲んでみたが、クセも全くなく飲みやすかった。

掲示されていた分析表には、泉質として「低張性アルカリ性冷鉱泉」と書かれていたが、実際には温泉法上の温泉である。
実はこの御霊泉、元々は温泉法で定められた成分がどれも規定値に足らず、あくまでも「井戸水」という位置付けだったそうだ。でも2011年に再分析をした結果、フッ素、重炭酸そうだ、メタホウ酸の3項目で見事に規定値をクリア! めでたく正真正銘の「温泉」となった次第である。
まあ、そもそもここは御霊泉なのだから、温泉法がどうとか、そういう次元ではなかったのだろうが..

入浴後、さっぱりとしたところでご祈祷に向かう。1時間に2回行なわれており、それほど待つこともなく本堂へと呼ばれた。一緒にご祈祷を受けるのは20数名。読経のあと、一人ひとりの住所と名前、お願い事が読み上げられる。
「オンコロコロ〜」という真言あり、頭に水を垂らす儀式あり、他にも神社風のお祓いのようなものや鈴を振りかざすもの、お茶を飲む儀式等々、これでもかというぐらいに色々とやってくれる。

ご祈祷を受けるのなんて久しぶりだ。確か以前に受けたのは厄年の時、川崎大師で..
そう言えばあの時は、人が多すぎて本堂にも入れず、外に並んでいる間に自分の祈祷が終わってしまっていたなぁ..
それと比べると、これぐらいの少人数なら、より「効きそう」な気がする。

正直言って、ご祈祷がメインの寺院というのは何だが商業主義的なイメージが強く、最初はあまり信用していなかったのだが、僅か1,500円の祈祷料でここまで丁寧にやってくれるとは驚いた。しかもお寺の人は皆、柔和で礼儀正しく、お辞儀は何と180度!
私はもともと温泉が主目的で、ご祈祷はついでぐらいに考えていたのだが、いや〜、なかなか良かった。身も心もさっぱり洗われたようだ。

ちなみにこの薬師寺、最寄り駅は名鉄の藤川駅なのだが、かなり山の上にあるので、間違っても駅から歩いて行こうなどと思ってはいけない。(山登りが趣味の人は除く)
私は1つ隣の美合駅からタクシーで行ったのだが、お寺に着いてみると、何と無料送迎バスが出ていることが判明した。もったいないことをしてしまった..
もちろん帰りは、駅まで送迎バスを利用させてもらったのであった。
 
 泉質

温泉法上の温泉(フッ素、重炭酸そうだ、メタホウ酸の項目で該当) 19.0度 湧出量 6.94リットル/分

 
 日帰り入浴情報

10:00〜17:00 無休 1,500円(祈祷料)

 
 アクセス

名鉄名古屋本線美合駅から送迎バスで約15分。

 
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温泉浴場の建物

 
  初入湯年: 2013年
  (最終更新日: 2013年6月)